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カカオパーク内のレストラン募集中

私達のビノン・カカオパークは、農業と観光と製造が融合したカカオのテーマパークとして、5月末のオープンに向けてスタートを切りました。

HCMから1時間半離れている場所でのテーマパーク、その中にはレストランやカフェは必須です。

さて、そのレストラン事業をどうするか。飲食店を1件始めるだけでもその経営はとても大変なこと。

更に私たちは、観光、農業、製造という3つの領域を一つのプロジェクトとして殆ど同時にスタートさせようとしていて、全ての領域をプロフェッショナルなレベルに持っていきたいと思っています。

欧米人、アジア、日本人などの観光客、ベトナム人に満足してもらえるような、美味しい食事を出せるレストランを、オープンのタイミングで、私達がすることができるのか?

弊社も出資者の一人という立場で、事業の成功を願っているので精一杯お手伝いしていますが、その程度の力では到底無理です。

そして、まだまだ小さな会社であるビノン社が単体で開始するのに集中すべきところは他にあります。

このプロジェクト自体、色んな企業や人とパートナーシップをもって展開をするべき大きな事業だと思います。

前置きが長くなってしまいましたが、そういった経緯で、パーク内のレストランは、レストラン事業としてしっかり経営してもらえるようプロに委託しようということになりました。

次に、どこに委託するかという事は、大切な課題となります。

ベトナムの美味しいごはんを作るベトナム人料理人やベトナム料理経営者さんも良いと思います。

ベトナムに来ている外国人ですから、ベトナム料理で文句は言わないでしょう。

ただ、西洋料理も必要だという意見もあるので、そういう点も加味して探す必要があります。

そんな時、私の20年来の友人の、のりがベトナムで飲食店舗物件探しをしている事を思い出しました。

私がサイゴンに留学していた大学生の頃、のりは料理修業サイゴンにきました。

料理学校ではなくて、料理修業。

ホーチミンで美味しいと言われるレストランや食堂に、「研修で働かせてくれ、給料はもちろん要らない」と頼み込み、学ばせてもらうスタイル。

普通に大学に通っていた私は、彼から受けた刺激は大きかったです。

まあ、「普通に」といっても、20年前の留学生はまだまだかなり少数でしたけれども。

その後、ノリは大阪に帰って、アンゴンなどの有名なベトナム料理店を続々と立ち上げました。

今はおっさんになったノリですが、まだ勢いは止まってない。てか横暴さ増してる。

3ヶ月前にノリとHCMのヤギ鍋屋さんで飲んでいた時に、初めてカカオパーク・プロジェクトの話をしました。その時はまだ土地という不安要素が解決していなかったので、控えめに。

そして先週、カカオパークプロジェクトの実現がようやく決定ベースになってきたので、

「一度カカオパークを見て、検討しない?」と提案したところ、「おう見たい、まずは現地視察や」となり、先日、パーク予定地に案内しました。

まずは、タインさんの所でカカオ畑から加工の流れを知ってもらい、カカオパークのコンセプトを説明してからの現地案内です。

カカオ談義
熱心に何を見てるのか?

ノリもカカオって面白い!って感動の様子。「これはお客さんにも見せ方さえ良くすれば楽しんでもらえると思うよ」と言ってもらいました。

ベトナム人もベトナムのカカオを知らない。

さすが料理人2人、目のつけどころがちょっと違う。

カカオは砂糖を加えなかったらどういう味か、料理に使えるか、など。

あと、カカオを外側から見て、どういうのが熟しているのか、とか。

この魚はなんですか〜?

パークの湖にいた変な魚を大事に持って帰るし…

ノリとパートナーで一緒に働くようになるのは、ちょっと想像できないけれども、

もしそうなったら面白いなと思います!

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