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チョコレートが完成しました!SUNGELAでもBINON製品販売をはじめます

SUNGELAがBINONカカオパークプロジェクトに携わりはじめた大きな理由の一つに「カカオ豆からの製品づくりをするため」という事がありました。

私がベトナムのカカオ豆に出会い、ベトナムのカカオ豆をもっと日本に広げていきたいと、日本のメーカーさんやパティシエさんに、カカオ豆をもって紹介して回りながらが気づいたのは、(そこで気づくって…)

カカオ豆を直接使ってチョコレートやスゥイーツにするお店はとても少ない、ということ。

ほとんどの皆さんは、カカオ豆を1次加工したクーベルチュール(製菓用チョコレート)にしたものからの、チョコレートやスゥイーツづくりをされています。

だったら私がベトナムのカカオがもつ可能性や認知度を広げるためには、カカオ豆だけではなく、もっと人々が手に取りやすい様々な加工品にも広げていこうと思いました。

ベトナムで、他社が加工しているパウダー、カカオマス、チョコレートを販売しようか、(いやもっと生産に関わりたい)

SUNGELA社はベトナムで、商社だけではなく、カカオ製品の製造もできるライセンスももっているので、SUNGELAで製造までやろうか、(いや一人じゃキツイ)

タインさんの会社に出資して共同製造しようか、(試してみる価値はあるか)

等と真剣に考えていました。

そこでタインさんに出資の話を相談したのがきっかけで、このカカオパークプロジェクトが始まったのです。

前置きが長くなりましたが、そうして2年間やってきたプロジェクトで、

私が特にこだわりたいのは、『BINONがカカオ農園から一貫して管理し、最高のチョコレートとチョコレート以外の様々なカカオ製品を作り上げる』

ということです。

そして日本へ紹介し広げていくことが、SUNGELAとOCトレーディングのミッションだと思っています。というかそもそもの出発点でもあります。

ビノンカカオパークの工場引き渡しが4月13日、

引き渡し時はウキウキ!

タインさんの家では既に製品化していたカカオパウダーやカカオマスづくりからはじめました。

マシーンをタインさんの家からビノンに移しただけで、ちょっとした条件が違うからか、人の技が違うからか、最初はうまくできませんでした。

何度か口論や話し合いややり直しを繰り返し、1次加工品はようやく納得いくものが完成。

平行して、本丸のチョコレート作りも進めました。

5月25日のグランドオープンに間に合わせるために、たくさんの人の協力のもとに、チョコレート作りに励みました。

無知な私達に色々と教えてくれるプロたち

何度も何度も試作を繰り返しました。

しかしオープン日前日になっても、満足いくチョコレートができませんでした。。。

何度も何度も。。。言語障壁にぶつかりながら。

なんとか形になってはいるのだけど、味は正直、美味しいとは言えなかった。

「こだわりましょう!」と、オープンでの販売を見送り、 それからさらに約1ヶ月たちました。

焙煎温度と時間、コンチング速度と時間、テンパリング温度、室温と湿度、

色んな条件の組み合わせでの試作が続きました。

そして、ようやく!納得がいくビーントゥーバーチョコレートが完成しました。

他の有名メーカーのベトナムカカオ豆のビーントゥーバーと比べても、ビノンの方が歯ごたえがよくて美味しいと思いました。

まずは、75−80%のバーを販売開始します🍫

これをベースにして、ベトナムのフルーツやナッツ、BINONで大人気のグラノーラを使ったチョコレートにさらに発展させていきます。

SUNGELAでは、ベトナム国内での代理店販売をまず開始します。

日本のチョコレート市場はそんなに甘くないので、BINONのブランド価値や認知度を上げていきます。

1次加工品、カカオマス、カカオパウダー、カカオニブは日本へ輸入販売するため営業頑張ります!!

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